そろそろ帰省の季節です。
新幹線が初めての赤ちゃんもいるのではないでしょうか?
東海道新幹線が提供している「お子さま連れ車両(旧:ファミリー車両)」は、周りがみんな赤ちゃんや子連れの家族専用の新幹線。
だから、赤ちゃんが泣いてしまっても、子ども達が多少騒いでも、「お互い様」ということで神経質にならなくてOK!
しかも、通常運賃より料金が安かったり、子連れに嬉しい特典もついてきます♪
我が家も、お得盛りだくさんの「お子さま連れ車両(旧:ファミリー車両)」を利用してゴールデンウィークに帰省しようとしたのですが・・・。
結果、選びませんでした。
何故2児の子連れが「お子さま連れ車両」を選ばなかったのか、理由を説明していきます。
⇒東海道新幹線「お子さま連れ車両」の詳細はこちら
※当記事は2022年GW時期の「お子様連れ専用車両」についての概要・金額・特典について記載しております。最新情報は公式サイトをご覧ください。
子連れに優しい新幹線「お子さま連れ車両(旧:ファミリー車両)」とは?
東海道新幹線「お子さま連れ車両」とは、子連れが気兼ねなく新幹線移動ができるように、車両丸ごと子連れ専用にするサービスです。
「お子さま連れ車両」の概要(2022年GW) | |
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期間 | 2022年2/11~4/24の土日 4/29~5/8のG.W. |
行程 | 東京・品川・新横浜・名古屋~名古屋・京都・新大阪 |
利用列車 | のぞみ(指定席) |
料金(片道) | 【例】東京⇒新大阪〈4/30、5/1・4・6~8〉 :13,500(子:7,000) |
条件 | 小学生以下の子連れ |
販売元 | JR東海ツアーズ |
東海道新幹線「お子さま連れ車両」は、2021年10月に運航開始。当初はこだま専用でしたが、2021年12月にはのぞみも追加!
そして2022年2月からはのぞみ専用になりました。
子連れの移動はできるだけ時間を短縮したいから、のぞみ専用は譲れない!
実は以前「ファミリー車両」として似たようなサービスを展開していました。
- +1席サービスの撤廃
- スタッフの添乗なし
- 6歳未満は座席が必要な場合のみ、子ども料金必要
(ファミリー車両の時は膝上無料制度は1歳未満だけでした。)
「お子さま連れ車両」になって幼児の膝上乗車が無料になったのは嬉しすぎる!!
また、今回は土日とゴールデンウィークの設定ですが、夏休みや冬休みなど、子連れのお出かけが増える時期に定期的に販売されています。
メリット1|車両が丸ごと子連れ専用の貸し切りに
「お子さま連れ車両」一番のメリットは、車両が丸ごと子連れ専用の貸し切りになることです。
なので多少うるさくてもOK。
赤ちゃんや幼児は急に泣き出すことがありますよね。
逆に急にテンションが上がって「見て―!○○があるー!」なんて大声を出してしまうことも…。
周りもみんな子連れだから、子どもの「あるある」はある程度許容されることでしょう。
メリット2|指定席だから慌てなくて大丈夫
「お子さま連れ車両」は全席指定席です。
だから、席取りのために慌てなくて大丈夫♪
メリット3|料金が安い
日程や移動距離によって料金に違いがありますが、「お子さま連れ車両」は通常運賃と比べると安いです。
例えば、東京⇒新大阪間(4/30、5/1・4・6~8)で片道料金を比較します。
通常(自由席) | 13,870(子:6,930) |
通常(指定席) | 14,720(子:7,350) |
お子さま連れ専用車両 (全席指定席) | 13,500(子:7,000) |
比較すると、大人で片道1,220円もお得です。
往復だと2,440円。
夫婦移動だと考えると、×2=4,880円!
子供料金も通常指定席より-350円です!
しかも、実は自由席より安いんです…。
子供料金は+70円ですが、大人料金が-370円なので結局安い!
6歳未満は座席が必要な場合のみ、子ども料金が発生します。
つまり、膝上だったら無料ってこと♪
日程や移動距離によって料金に変動があります。
料金の詳細は公式サイトで確認してください。
メリット3|1ドリンクorアイスクリームが無料
「1ドリンク」か「アイスクリーム(バニラ)」の無料券がついてきます。
駅売店で引き換えられるドリンクは、コーヒーやソフトドリンクはもちろんのこと缶ビールもOK!
車内販売アイスクリームの無料券はゴールデンウィーク限定。
好きな方を選べるので、親はビールで乾杯+子供はアイス☆なんてこともできますよ♪
メリット4|6号車だから移動がラク
子連れ新幹線で重要なポイントのひとつに、移動距離の短縮。
「お子さま連れ車両」は、のぞみ6号車なので、移動がラクなんです。
ホームの端まで移動する必要なし!
なんなら、東京駅だと6,7号車付近にエレベーターが設置されているので、ベビーカー移動もラクラク♪
我が家が「お子さま連れ専用車両」を選ばなかった理由
こんなにメリットばかりなのに、なぜ我が家が東海道新幹線「お子さま連れ専用車両」を選ばなかったかというと、3つ理由があります。
選ばなかった理由
- 申し込み締め切り日が1日(4日)前まで
- キャンセル料が発生
- 変更不可能
子連れ移動を成功させる一番の秘訣は、子供の体調管理。
いくら、体調万全だとしても、当日急に発熱なんて日常茶飯事です。
実は、この「お子さま連れ専用車両」はJR東海ツアーズが販売しているパッケージ商品。
そのため、いつもの運賃とは違うんです。
申し込み締め切り日が1日(4日)前まで
- 土日祝日の「お子さま連れ専用車両」は4日前まで
- ゴールデンウィークの「お子さま連れ専用車両」は1日前まで
日程を早めに決めないといけません。
キャンセル料金の発生
これは痛い…。
当日だけでなく、前日、さらには10日前から20%のキャンセル料金が発生します。
変更不可能
お客様のご都合による出発日及びコースの変更、運賃・宿泊機関など行程中の一部の変更はできません。ご旅行全体を取り消しして、あらためて旅行のお申し込みをしてください。
(引用元:https://jrtours.wisebook4.jp/html/pamphlet/7656345/#2)
乗り遅れたから、次の電車に変更なんてこともできません。
まとめ|サービス内容や料金は魅力的だけど、子連れ専用新幹線は使いにくい
東海道新幹線の「お子さま連れ専用車両」はとっても素晴らしいサービスだと思います。
だけど、キャンセル料金がかかったり変更が出来なかったりするので、体調を崩しやすい子どもがいると「正直使いにくいな」と思いました。
体調を崩しにくい子であれば絶対「お子さま連れ専用車両」を使っていたと思います!
⇒東海道新幹線「お子さま連れ専用車両」の詳細はこちら
子連れがお得&ラクに新幹線に乗る方法
今回私たちは、スマートEXで新幹線の指定席を予約。
入会金・年会費無料で数百円料金が安くなります。
しかも、ネット上で何度でも予約変更が無料でできる!
(ICカードでの改札入場前またはきっぷの受取前で、列車発車時刻前まで、かつ乗車日が当初購入日から3ヵ月以内の間に限ります。一部商品につき対象外の場合があります。)
今回は時間がなかったからスマートEXで予約したけど、次回はエクスプレス予約にする予定。
年会費1,100円払ってでもエクスプレス予約の方が、料金激安なので1回で元が取れちゃいます。
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