無印良品の昆虫食として話題になったコオロギせんべいが発売後、第二弾として「コオロギチョコ」が発売されました。
口コミでは「まずい」「おいしい」と意見が分かれています。
買って食べてみたので、実際どんな味なのかレビューしてみます。
また、似たような商品として、以前紹介した「オシャレに美味しくコオロギが食べられる」イノセクト「クリケットプロテインバー」と比較します。
このブログの管理人東京ダックです。
正直虫は苦手。
チョコレートは生きる糧。
普段からプロテインを飲んだりプロテインバーを食べています。
スナック菓子だいすき。
コオロギ入りが分かりやすいパッケージ
無印良品のコオロギチョコのパッケージには、コオロギのイラストが描いてあります。
また、「コオロギチョコ」と分かりやすいネーミング。
だけどシンプルデザインなので、「ゲテモノ系はちょっと…。」といったマイナスイメージはありません。
見た目はパフ入りチョコ。コオロギは見当たらない
長さ約12㎝。
2cmほどの厚みがあり、よくあるプロテインバーのようなサイズ感です。
見た目はパフ入りチョコ。
もしかして、このパフみたいなのが全部コオロギなのかしら?
と不安に思いましたが、これは大豆パフ。
大豆たんぱくとでんぷん、植物油脂からできたものです。
探してみましたがコオロギは見つかりません。
それもそのはず、「コオロギパウダー」といって、粉末状のものが入っているから。
プロテインバーというより、チョコレート菓子みたいな見た目です。
【実食】コオロギチョコはまずいのか?おいしいのか?
それでは実食してみます。
ぱくっと食べて最初に感じたのは、スナック売り場で販売されているチョコレート菓子の味です。
「厳選カカオを使った高級チョコレート」ではなく、「誰でも気軽にサクッとチョコレート菓子!」というフランクな感じ。
パフ感が強くて、軽い♪
スナック菓子好きとしては、大好きな口当たり!
次にすぐ感じるのが、オレンジ味。
表のパッケージに「オレンジ味」とはっきり記載してもいいのではないかと思うほど、オレンジの風味と香りが広がります。
オレンジのアクセントで、より軽く仕上がっています。
プレーンチョコの味だと思っていたら、勘違いする人がいそう。
オレンジ味が好きだから良いけど、一見分からないから苦手な人は注意が必要。
気になるコオロギの味ですが、一切ありません。
コオロギはきな粉のような粉っぽい香ばしさがあるのですが、それもありません。
どこにコオロギの味があるのか分からないので、コオロギ食初心者の方におすすめです。
美味しさの総合評価については、夫婦二人とも「おいしい!」と高評価!
気軽に購入できるチョコレートのスナック菓子として、おいしい仕上がりになっています♪
コオロギ感がなさ過ぎるかわりにオレンジ味が強いのにびっくりしました。
私はオレンジチョコが好きなので結果オーライ!
おいしい!
軽い仕上がりで食べやすい。
ただし、「コオロギは一体どこ行った?」という味。
それが食べやすいんだろうけど。
オレンジの爽やかな香り
香りはオレンジの爽やかさが広がります。
プロテイン臭さがないので、食べやすい♪
食事代わりになる?クリケットプロテインバーと比較
プロテインバーは食事代わりに食べる方も多いかと思います。
ただし、このコオロギチョコは軽い食感で食べ応えが少なく、腹持ちが悪いです。
食事代わりではなく、おやつ用として食べるときに向いているでしょう。
女の私でも食事代わりとしては使えないと思いました。
置き換えダイエットには不向きですね。
似たような商品として、日本で初めてのクリケット(コオロギ)プロテインブランド「INNOCECT(イノセクト)」の「クリケットプロテインバー(チョコレート)」と比較します。
クリケットプロテインバーは無印同様、コオロギの粉末が含まれている食べ物。
ただし、「クリケットプロテインバー」はチョコレート菓子ではなく、カカオ豆を砕いた”カカオニブ”などを使用したこだわりのあるチョコレート味のクッキーです。
無印良品は軽い食感なのに対し、クリケットプロテインバーはお腹にしっかり貯まるので、食事代わりにもなります。
素材にこだわっていることもあり、味はもちろんおいしい!
食事代わり・置き換えダイエットとして使うなら、以前紹介した「クリケットプロテインバー」がおすすめ。
おいしくて、高品質、更に30代の夫も満足する腹持ちの良さでパーフェクトです。
栄養成分表示
コオロギは100g当たりのタンパク質が60.0gと、牛21.2gと比較して約3倍も含まれています。
※コオロギ:パウダー、牛:もも肉にて算出
※コオロギの数値:日本食品分析センターにて分析 / 牛の数値:文部科学省 食品成分データベースより算出
食用コオロギパウダーが含まれている無印良品「コオロギチョコ」は、タンパク質を効率よく摂取するのに優れています。
- エネルギー 184kcal
- タンパク質 15.9g
- 脂質 8.6g
- 炭水化物 11.2g
- ―糖質 9.96g
- ―食物繊維 1.29g
- 食円相当量 0.6g
コオロギチョコは1本約38g。
大豆たんぱくや、コオロギパウダーがしっかりと入っているため、タンパク質は15.9gとたっぷり摂取出来ます。
一日当たりの食事摂取基準と無印のコオロギチョコを比較してみました。
主な栄養素の一日当たりの食事摂取基準の一部
(身体活動レベル普通、妊婦・授乳婦など特殊な状況を除く)
年齢 | 18~29歳 | 30~49歳 | 50~64歳 | |||
性別 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 |
エネルギー(kcal) | 2,650 | 2,000 | 2,700 | 2,050 | 2,600 | 1,950 |
タンパク質(g) | 65 | 50 | 65 | 50 | 65 | 50 |
※参照元:日本人の食事摂取基準(2020年版)ー厚生労働省
妊婦の食事摂取基準の一部
エネルギー(kcal/日)<推定エネルギー必要量> | (初期) | +50 |
(中期) | +250 | |
(後期) | +450 | |
タンパク質(g/日)<推奨量> | (初期) | +0 |
(中期) | +5 | |
(後期) | +25 |
授乳婦の食事摂取基準の一部
エネルギー(kcal/日)<推定エネルギー必要量> | +350 |
タンパク質(g/日)<推奨量> | +20 |
※参照元:日本人の食事摂取基準(2020年版)ー厚生労働省
妊婦や授乳中の方はエネルギーやタンパク質を一般的な人より多く摂取する必要があるので、おいしいお菓子でサクッと摂取できるのは楽でいいですね♪
賞味期限
賞味期限は製造日より150日です。
日持ちがいいのがGood!
価格
無印良品のコオロギチョコは税込190円。
実際に食べてみて、この価格で話題のコオロギをおいしく気軽に食べられるなら、ちょうど良い価格だと感じました。
入手方法・在庫状況
【まとめ】無印のコオロギチョコはおいしい!ぜひ食べてみて♪
無印のコオロギチョコは、口コミで「まずい」と言われていることもありましたが、実際に食べてみて、よくあるパフチョコ(オレンジ味)として販売されているのと同じようにおいしいです。
コオロギ感は全く感じられなかったので、昆虫食の初心者さんにおすすめ。
ただし、軽い口当たりのため、食事代わりではなく、あくまでお菓子だと思いました。
食事代わりにもなる腹持ちの良いプロテインバー(しかもコオロギたんぱく)なら、断然クリケットプロテインバーがおすすめです。
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